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2006年10月30日(月) 11時02分

’06知事選:出直し・ふくしま 告示後、初サンデー 大票田で支持訴え /福島毎日新聞

 ◇18年ぶり新人対決、有権者にも熱気
 11月12日投開票の出直し知事選は29日、告示後初の日曜日を迎えた。各候補は大票田となる都市部や買い物客でにぎわう大型ショッピングセンター、中心市街地の公園などで街頭演説をして、支持を訴えた。今回の知事選は「県政刷新」以外に際立った争点がない半面、18年ぶりに新人同士の戦いとなったことから、有権者からは「候補者がどんな人かやっと見えてきて、選挙が盛り上がってきた」との声が出ている。【知事選取材班】
 ◇小川氏
 小川英雄氏(57)は午前中、郡山市の住宅街や大型スーパー前などで街頭演説を行った。
 午後0時半からは郡山駅前でマイクを握り、2年前の知事選で自身が大型公共工事に関する問題を指摘したことや、県議会のオール与党体制を挙げ「利権談合を二度と許さない、県民の暮らしを応援する県政に変えていく唯一の候補」と熱弁を振るった。演説後は選挙カーを降り、駅前を歩く人たちと握手をして支持を求めた。
 午後は大玉村や二本松市を回り、夜は同市で個人演説会に臨んだ。
 ◇佐藤氏
 佐藤雄平氏(58)は朝8時に相馬市を出発、いわき市まで南下し、同市と浪江町などで街頭演説をした。
 同町の新町ふれあい広場では約200人の聴衆を前にマイクを握った。立候補したいきさつに触れながら、「私の政治の原点は福島県だと思って決断した」と話すと拍手が起こった。エネルギー供給源の浜通りは日本を動かしていると強調し、「新しい福島県を作ることに全身全霊を尽くす」と演説を締めくくった。また、同町の横山蔵人町長らが応援演説をした。
 ◇森氏
 森雅子氏(42)は夕方、須賀川市のショッピングセンター近くで街頭演説をして、道行く買い物客に支持を訴えかけた。
 森氏は「知事はスーパーマンではない。県民がチーム福島の一員としてナイスアイデアを出し、キャプテンである知事が決断する」と県政に臨む姿勢を述べた。演説後、高市早苗内閣府特命担当相が応援に来る猪苗代町の演説会場に向かった。
 同市の主婦(67)は「しっかりした知事を選ぼうと近所の人と話している。演説は参考になった」と語った。
 ◇川田氏
 告示日前日に出馬表明した川田昌成氏(63)に、この日の朝やっと、知人が用意した選挙カーが届いた。須賀川市を中心に回った川田氏は「遅ればせながら県内各地を回る」と「県政刷新」の塗装がされた選挙カーに乗り込み、妻伍子さん(64)=同市議=と一緒に声を張り上げていた。
 午後3時にはトランポリンの全国大会があった同市の須賀川アリーナ前で街頭演説。「県は税金の無駄遣いをした。14年間の県議経験を生かし、県政を変える」と汚職構造の一掃を誓った。

10月30日朝刊
(毎日新聞) - 10月30日11時2分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061030-00000070-mailo-l07