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2006年10月30日(月) 20時14分

消費者金融大手4社、一転赤字転落へ読売新聞

 アコム、アイフル、プロミス、三洋信販の消費者金融大手4社は30日、2006年9月中間連結決算の業績予想を下方修正し、税引き後利益がそれぞれ大幅な赤字に落ち込むと発表した。

 顧客からの利息返還請求に備えた引当金を大幅に積み増し、損失処理したことが最大の要因。各社とも期初の黒字予想から一転し、三洋信販で337億円、アコムでは2821億円の税引き後赤字を予想している。三洋を除く3社は、中間期、通期を問わず上場以来初の税引き後赤字で、消費者金融大手の業績悪化が鮮明になった。

 消費者金融各社は、出資法の上限(年29・2%)と利息制限法の上限(年15〜20%)にはさまれた「灰色金利」で貸し付けた顧客からの過払い利息の返還請求が急増している。日本公認会計士協会は今月、今後数年間の返還見込み額を前倒しで損失処理するよう求めたことから、今中間期ではアコムが約3100億円、アイフルが約2200億円、プロミスが約2100億円、三洋信販(単体ベース)が約500億円の引当金を積み増した。
(読売新聞) - 10月30日20時14分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061030-00000212-yom-bus_all