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2006年10月29日(日) 16時31分

ソフトバンクが携帯電話の契約業務を一時停止、番号継続制申し込み殺到でロイター

 [東京 29日 ロイター] ソフトバンク<9984.T>の携帯電話子会社ソフトバンクモバイルは29日午後、番号継続制(MNP)に関する契約業務を午後零時10分に停止したと発表した。契約と解約ともに顧客からの申し込みが集中し、顧客管理システムの容量を超えたため。同社は28日夕方も同様の現象で契約業務を停止しており、29日朝には一時再開していた。

 同社は28日夕方に続き、NTTドコモ<9437.T>とKDDI<9433.T>に対してMNPを利用した両社への転出や、両社からの転入業務を一時停止すると通知した。28、29日はMNP開始後の最初の週末となり、申し込みの集中で現在の顧客管理システムではさばききれなくなった。通常なら30分程度で終わる手続きが、翌日に持ち越されるケースが多発した。

 28日は、通常午後8時─9時まで行っている申し込み受付けを午後5時45分に終了。同日夜間にシステムの最適化などを行い、29日朝には受付けを再開した。しかし再び申し込みが殺到。システムの処理が追いつかず、29日は正午過ぎに契約業務を打ち切った。同社の加入者同士なら通話料が無料になる新たな料金プランを26日に導入したことで、店頭での説明に時間がかかっていることも遅延の一因となっている。

 同社広報部は「(手続きの遅延によって)影響を受けた顧客数は今も把握できていない」としている。システム増強については「視野には入れているが、具体的には決まっていない」とした。

 NTTドコモとKDDIに同様のシステムトラブルは起きていない。
(ロイター) - 10月29日16時31分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061029-00000139-reu-bus_all