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2006年10月27日(金) 08時32分

ソフトバンク 今度は新端末無料、2年契約条件でフジサンケイ ビジネスアイ

 ソフトバンクモバイルは26日、2年間の契約を条件に新規加入や機種交換時の携帯電話端末を無料にすると発表した。新規顧客については、旧モデルなどを中心に端末を無料化するケースも多いが、機種変更も無料化するのは同社が初めて。機種交換については一部の高級機種は対象外となる。

 同社は、同社端末間の通話やメールを無料化したサービスを提供するなど、割安感を前面に押し出した顧客争奪戦を展開しており、今回の施策は、そうした一連の低価格戦略の一環となる。

 同社は、顧客獲得キャンペーンとして「新スーパーボーナス」と名づけられた割引割賦販売をはじめている。これは、端末を購入した際に2年間のローンを組むが、顧客からは少額の頭金を徴収するのみで、月々の返済についてはソフトバンクがポイントバックなどで補填(ほてん)するという仕組み。この制度で端末を購入した場合、実質的には無料となる端末も多かった。

 今回は、この制度を発展させる形で新規加入者の端末代を完全無料化したほか、既存顧客の機種交換にも対象を広げることにした。しかし、シャープ製の人気機種「AQUOSケータイ」など一部の機種は、機種交換時に無料にはならない。

 他社でも新規加入なら無料端末も多く、携帯電話の利用などで付与されるポイントを蓄積し、このポイントを機種交換の際に利用することも可能で「2年に1回程度の機種交換なら無料になるケースもある」(家電量販店関係者)という。

 ソフトバンクの場合、2年間の長期契約が前提となるが、2年先まで料金の推移が見通せる状況にはない上、途中で解約すると割賦制度の残金を支払う必要もでてくる。

このため、業界内には「脅威になるような施策とは思えない」との声もある。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 10月27日8時32分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061027-00000014-fsi-ind