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2006年10月27日(金) 10時07分

有害図書に薬物本 3冊指定  京都府、「犯罪助長の恐れ」京都新聞

 京都府は26日、麻薬や非合法ドラッグの使用方法などを紹介した書籍3冊を、府青少年健全育成条例に基づく有害図書類に指定することを決めた。「薬物犯罪を誘発、助長する恐れがある」として書籍を指定するのは近畿では初めてで、全国では7番目。11月上旬にも告示する。
 同日開かれた府青少年健全育成審議会営業対策部会(部会長・木村英男府青少年育成協会会長)で決まった。
 書籍は2004年4月から昨年10月にかけて発行された3冊。大麻や覚せい剤、非合法ドラッグなどの効果や使用方法、体験談などを紹介しており、府内の複数店で販売が確認されている。
 会議では、今年7月に大阪府吹田市で非合法ドラッグを服用したとみられる関西大学生が転落死した事件を例に、3冊が▽犯罪の容認、賛美▽犯罪の準備、実行方法−などの表現を含んでいると報告された。委員からは「子どもが知れば実験したくなる」などの意見が出され、有害図書指定することで一致した。
 府の指定は、これまでわいせつな雑誌やビデオだったが、昨年4月の同条例改正で指定項目に「犯罪・自殺の誘発・助長」を追加した。これに基づき同12月に家庭用テレビゲームソフト2本を「残虐性が高い」などとして指定したが、書籍は初めて。指定図書は店頭に並べることはできるが、青少年への販売などが禁止される。
(京都新聞) - 10月27日10時7分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061027-00000025-kyt-l26