2006年10月25日(水) 11時02分

携帯番号継続制度：県内の各社も魅力アピール−−開始　／長野（毎日新聞）

　◇携帯電話ＭＮＰ開始
　携帯電話の加入会社を変更しても、同じ番号が引き継げる番号継続制度（ＭＮＰ）が２４日、始まった。県内の携帯電話会社各社も自社の魅力をアピールし、利用者の拡大を目指している。
　シェア１位のＮＴＴドコモの長野支店では「悪天候のためか、ゆるやかな滑り出し」（販売企画担当）という。拡大された通話エリアや豊富な機種などを掲げて、ＪＲ長野駅前などでの街頭キャンペーンを行った。
　一方、ドコモを追撃するＫＤＤＩ（ａｕ）の中部支社は「順調な滑り出し」（営業企画グループ）という。これまでも力を入れてきた音楽分野やデザインなど総合的な商品力の充実でＰＲするという。
　また、大幅な値下げを発表したソフトバンクモバイル。現在はシェア３位だが「ＭＮＰ開始を好機とし、予想外の動きをしていく」（広報部）とシェア拡大に意欲を示す。
　諏訪市の携帯電話ショップにも、ＭＮＰを利用しようという客が訪れていた。同市の飲食店従業員の女性（３６）は「自宅での電波状況が良くなかったので、番号が同じなら変えようと思って来た」と話した。【池乗有衣】

１０月２５日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061025-00000043-mailo-l20