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2006年10月24日(火) 14時01分

ベルル共済:営業停止 「引き落とし停止を」高知支社が呼びかけ /高知毎日新聞

 ◇被害増える可能性
 四国で共済商品などを販売している「ベルル生命医療保障共済会」(本社・徳島市)が突然営業停止した問題で、独自に営業を続けている高知支社(高知市南はりまや町1)では、顧客に対し、掛け金の自動引き落としを停止するよう呼びかけている。一方、県警や県消費生活センターには営業停止を知った契約者から相談や問い合わせも相次いでいる。
 同支社によると、月払いの場合、金融機関によって異なるが、引き落としの時期は毎月26日前後。ベルル共済は、資産の保全手続きがとられていないため、停止措置をとらないでいると掛け金が自動的に引き落とされ、被害が増える可能性がある。
 このため同支社は「24、25日の間に通帳と印鑑を持って取引のある金融機関に出向き、引き落とし停止の手続きをとってほしい」としている。
 同支社は23日も営業。朝から顧客の対応に追われた。支社側から顧客に連絡を取り、おわびをしたうえで自動引き落とし停止の手続きについての説明もしている。
 ◇県警などに相談相次ぐ
 契約者からは警察や消費者センターに相談が相次いでいる。県警捜査2課によると、23日朝までに「金は戻ってくるのか」などと61件の相談があったという。同課は他の3県の県警と情報を交換しながら、契約者数などの実態把握に努めている。高知署では22日、高知支社の社員から営業停止の経緯などの説明を受けたという。
 また、県消費生活センターには20日と23日の2日間で26件の相談があり、同市市民相談センターにも9件の相談が寄せられているという。【服部陽、近藤諭】

10月24日朝刊
(毎日新聞) - 10月24日14時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061024-00000187-mailo-l39