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2006年10月23日(月) 22時48分

<番号継続制度>24日から開始 携帯各社は顧客の争奪戦毎日新聞

 携帯会社を変えても番号がそのまま使える携帯電話の番号継続(ポータボリティ)制度が24日から始まる。この制度開始を前に、ソフトバンクモバイルの孫正義社長は23日、自社の携帯同士なら通話料とメール代が一部の時間帯を除き全て無料になる新料金プランを26日から導入すると発表した。NTTドコモやKDDI(au)の長期割引をそのまま引き継いだうえ、基本料金から一律210円を差し引く新乗り換えプランも公表し、価格攻勢でシェアを奪う方針だ。携帯各社の利用者獲得競争は激しさを増している。
 ソフトバンクの新料金プランは、いずれも来年1月15日までに申し込んだ人が対象。携帯会社では初めての無料通話プランは、月額基本料が2880円(税込み)で、契約当初2カ月間は、この月額基本料とデータ通信にかかるパケット定額料を無料にする特別サービスも行う。
 番号継続制度では、これまで電話番号は引き継げるが、長期の料金割引プランは引き継げない見通しだった。しかし、ソフトバンクが、他社の料金割引の引き継ぎや通話無料などを打ち出したことで、今後は料金値下げに慎重姿勢を続けてきたドコモやauの対応が注目される。孫社長は「他社が対抗値下げした場合は、24時間以内に更なる値下げを発表する」と話している。
 番号継続制度の利用には5000円前後の手数料がかかることなどから、利用者は少ないとみられていた。しかし、価格競争の本格化すれば、利用者の乗り換えが活発になる可能性も出てきた。【工藤昭久、森有正】
(毎日新聞) - 10月23日22時48分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061023-00000124-mai-bus_all