2006年10月22日(日) 13時01分

子どもの人権１１０番：いじめの悩み、電話して　あすから２９日、時間を延長　／広島（毎日新聞）

　◇０５７０・０７０・１１０
　全国でいじめを苦に自殺する子どもが相次いでいる問題を受け、広島法務局などは２３〜２９日、相談電話「子どもの人権１１０番」（０５７０・０７０・１１０）の開設時間を通常より延長し、いじめ問題を中心に相談を受け付ける。同１１０番でいじめ問題を集中的に取り組むのは初めて。
　広島法務局人権第１課によると、同１１０番は通常は平日の午前８時半〜午後５時１５分だが、期間中は平日は午後７時まで受け付ける。土曜・日曜も午前１０時〜午後５時の間、臨時に開設する。人権擁護委員らが相談に応じる。
　同１１０番の昨年１年間の県内からの受け付け件数は２６２件。うち４３件がいじめに関する相談で、学校と連携して解決に至った事例もあったという。同課の原田秀利・企画課長は「１人で悩まず気軽に電話してほしい。いじめは人権侵害であることを再認識して」と話している。期間中は他の相談も受け付ける。また、終了後もいじめに関する相談には応じる。【吉川雄策】

１０月２２日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061022-00000194-mailo-l34