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2006年10月21日(土) 10時07分

西鉄立ち入り検査へ 飲酒運転で国交省方針 九州運輸局は警告書西日本新聞

 冬柴鉄三国土交通相は20日の閣議後会見で、西日本鉄道(福岡市)の電車・バスの運転士らによる飲酒検査不正について「誠に遺憾。企業体質に問題がある」と批判、近く同社に対し、抜き打ちの立ち入り検査を実施する考えを示した。さらに国土交通省は、全国の鉄道、航空、バスなどの交通事業者を対象に、乗務前の飲酒検査が適正に行われているかどうか実態調査に乗り出す方針を固めた。

 冬柴国交相は会見で、「大変勇気ある内部告発によって事実が判明した点は良かった」としながらも、「(運輸事業者に安全対策を求める)運輸安全一括法が施行された中でのこと。運転士だけでなく監督する立場の人間も是認しており、はなはだ遺憾だ。今後厳しく指導する」と述べた。

 国交省によると、例えば鉄道事業者の場合、省令で「酒気を帯びた状態で列車に乗務してはならない」と定められているが、乗務前の飲酒検査のやり方について規定はない。このためアルコール検知器を導入せず、点呼の際に助役が呼気を確認するだけで済ませているケースもあるという。

 一方、九州運輸局(大黒伊勢夫局長)は同日、西鉄と西鉄バス佐賀(佐賀市)に警告書を交付。安全管理対策の再構築と再発防止の徹底を図るよう厳重に警告した。

 警告書は、大黒局長から長尾亜夫(つぐお)・西鉄社長、増田保・西鉄バス佐賀社長にそれぞれ交付された。大黒局長は、管理者も不正に加担していたことや、西鉄バス佐賀については事実確認から1年以上も未公表だったことの重大性を指摘。「トップから現場まで、輸送事業は安全が第一との意識を徹底し、業務にあたることが重要」と警告した。

 長尾社長らは「処分を厳粛に受け止め、再発防止に努め、信頼回復に最大限努力します」と応じた。両社は今後、同運輸局に事業改善の具体的措置を書面で報告する。


=2006/10/21付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 10月21日10時7分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061021-00000012-nnp-l40