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大証ヘラクレス上場のウェブ制作会社「アイ・エム・ジェイ（ＩＭＪ）」（東京都品川区）の元顧問が、自社株分割の内部情報を入手して株を売買し、利益を得たとして、証券取引等監視委員会は２０日、東京都世田谷区の佐々木俊三・元顧問（５３）を、証券取引法違反（インサイダー取引）容疑で東京地検に告発した。
監視委の調べによると、佐々木元顧問は２００４年５月２７日ごろ、ＩＭＪの取締役らが、同社株を５分割することを決めたという情報を入手。ＩＭＪが同年６月４日に株式分割を公表する直前の５月２８日から６月３日にかけて、同社株２５株を約７９６万円で購入した疑い。公表後の６月２８日に全株を売り抜け、約８７９万円の利益を不当に得た。