2006年10月21日(土) 19時01分
防犯カメラ：犯罪抑止へ光る“目”、８台稼働−−ＪＲ鳥栖駅「虹の橋」 ／佐賀（毎日新聞）
ＪＲ鳥栖駅の東西を結ぶ「虹の橋」に鳥栖市が設置した防犯カメラが２０日、稼働を始めた。カメラは駅の東西に４台ずつ設置され、駅入り口やロータリー、駐車場、駐輪場の様子を記録する。
１日に約１万３０００人が利用する同駅では、北側の駐輪場で自転車の盗難が相次いでいる。このため交通の要衝である駅の防犯対策も兼ね、市が約２００万円かけて設置した。画像は同じ記録用のディスクに上書きするため、１０日間で消去される。画像を常時映すモニターは設置せず、警察から要請があった時などにディスクを取り出して再生する。
この日は同市本鳥栖町のサンメッセ鳥栖で、１０月２０日を市の「安全・安心の日」に制定する記念式典が開かれ、カメラの始動式もあった。市庶務防災係の松隈武敏係長は「あくまで犯罪の抑止が目的。市民のプライバシーに十分配慮して運用したい」と話している。【遠藤雅彦】
１０月２１日朝刊
（毎日新聞） - 10月21日19時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061021-00000311-mailo-l41