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2006年10月21日(土) 17時07分

武雄流鏑馬後世に継げ 子ども射手に白羽の矢 23日に本番父娘共演も西日本新聞

 820年の伝統を誇る佐賀県武雄市の武雄流鏑馬(やぶさめ)に、初めて子ども射手が登場する。後継者難で、この20年間は福岡から射手を招いてきたが、技の伝承のため地元の小中学生2人に“白羽の矢”が立った。うち1人は父娘で共演。23日、武雄神社で行われる本番でデビューする。

 1186年、源頼朝の使者を武雄領主の後藤宗明が同神社に案内して奉納したのが起源。射手は大人に限ってきたが、武雄流鏑馬保存会が指導してきた武雄中1年の江頭結花さん(13)と朝日小5年の中尾翔平君(11)が腕を認められ、大舞台を踏むことになった。

 結花さんは、流鏑馬の魅力に取りつかれて乗馬を始めた父、学さん(48)を見て、小5の時に練習を開始。めきめき腕を上げ、最後に矢を射る“主役”の「1の射手」として出場する父の横で、「平常心で頑張ります」と堂々と話した。

 本番は23日午後2時から。桟敷の有料観覧席(220席)も初めて設置する。1席500円。武雄市商工観光課=0954(23)9237。

=2006/10/21付 西日本新聞夕刊=
(西日本新聞) - 10月21日17時7分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061021-00000024-nnp-l41