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2006年10月19日(木) 08時05分

藤田被告国やマスコミに激怒…「何でイーホームズ悪いの?大臣認定プログラムが問題」スポーツ報知

 耐震強度偽装を見逃した確認検査機関「イーホームズ」の架空増資事件で、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の罪に問われた同社社長の藤田東吾被告(45)に、東京地裁は18日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 判決後、藤田被告は会見。判決が架空増資と耐震偽装に因果関係がないとしたことには、「それで十分」と納得。判決を受け入れるとしたうえで、国やマスコミに対して約15分間、“ブチギレ”した。

 「何で、イーホームズが悪いのか。これは大臣認定プログラム、建設業法、宅建業法の問題だ」。同被告は自身の逮捕の理由として、ホテルやマンションを展開するA社の名前を挙げ「同社の偽装を隠ぺいする目的で、藤田東吾を黙らせるためだった」と“暴露”した。

 今年2月、藤田被告はA社の手がける、これらの物件の構造計算書改ざんを発見、国交省に通告したという。だが、A社の代表が安倍首相の有力な後援者ということもあり、事実は隠ぺいされ、自身が逮捕されたという主張だ。なお、A社では、この日の“藤田発言”について、「事実無根」としている。

 さらに同被告は具体的なマスコミ名、これまでの報道内容を挙げ、名指しで「〜を絶対許さない」などと大噴火。「ニセモノなんていらない時代なんでしょ? hitomiの歌じゃないけれども!」と真顔で爆発した。

 あまりの独自理論とキレっぷりに、会見場もあっけにとられた雰囲気に。「少し、激高してしまいました」と言いながらも不満の収まらない藤田被告は、すでに「耐震偽装」の本を執筆済みで今後、出版する予定だという。
(スポーツ報知) - 10月19日8時5分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061019-00000054-sph-soci