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2006年10月18日(水) 10時03分

貸金業規制強化 上限金利下げ求め2千人が国会周辺を行進毎日新聞

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貸金業者の金利引き下げを求めデモ行進する参加者=東京都千代田区で17日午前11時50分、石井諭写す    貸金業への規制を強化する改正法案が国会に提出されるのを前に17日、弁護士や司法書士、消費者ら約2000人が例外のない上限金利の引き下げを求め、国会周辺をパレードした。
 参加者は「高利貸しのない社会を!」などと書かれたのぼりを持ち、正午に東京都千代田区の日比谷公園を出発。シュプレヒコールを上げながら永田町周辺を歩き、国会前で各党議員に要請書を提出した。
 パレードに先立ち、日比谷公園には多重債務者らによる「高金利引き下げマラソン」の参加者が到着した。高金利に苦しむ明治時代の農民が蜂起した「秩父事件」の舞台、埼玉県秩父市を13日にスタート。農民の着物などを着た延べ189人が、約150キロを56区間に分け、4日がかりで走り抜いた。
 消費者金融やヤミ金の返済に苦しむ人たちの自助グループ「夜明けの会」事務局次長、吉田豊樹さん(34)は「高金利に苦しむ人を勇気づけようと走った」。日弁連上限金利引き下げ実現本部事務局長の新里宏二弁護士(54)は「国会を動かすため、これからも走り続けなければ」と話した。【田村彰子、青島顕】
(毎日新聞) - 10月18日10時3分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000006-maip-soci