2006年10月18日(水) 15時04分

「摂理」教祖の逃走手助け　韓国が元情報機関員ら捜査（山形新聞）

　【ソウル１８日共同】情報機関の国家情報院の元職員と現職検事が、新興宗教団体「摂理」の鄭明析教祖＝強姦容疑で韓国が国際手配＝に捜査内容を伝え逃走を助けたとして検察の捜査を受けていることが１８日までに分かった。韓国与党ウリ党の宣炳烈議員が同院などから提出を受けた資料を基に明らかにした。
　元職員ら２人は、鄭教祖に捜査情報と対応策を教えるなどした疑いが持たれている。元職員は８月に解雇されたが、検事については、４月に告発を受けた検察当局が捜査担当部署をたらい回しにし、５カ月間捜査が放置されていたという。
　韓国で「摂理」は「ＪＭＳ」の名で活動。韓国メディアは、軍や警察にも多くの信者を獲得していると報じている。

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=YNS&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006101801000229