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2006年10月17日(火) 00時00分

KDDI 小野寺正社長に聞く 顧客満足度の継続重要 携帯電話の販売戦略などについて語る小野寺正KDDI社長=東京・飯田橋で 東京新聞

 KDDIの小野寺正社長は十六日までに、東京新聞のインタビューに応じ、番号継続制でシェア30%到達を目指していることについて「継続的な顧客満足度が重要だ」などと抱負を述べた。今年二月から開始した携帯とパソコン(PC)を融合させた音楽配信サービス「リスモ」を例に挙げ、「着実に一歩先を行っている」と、NTTドコモに対する音楽面での優位性を強調した。 (聞き手・桐山純平)

 ——二十四日から番号継続制が始まるが。

 「各社がいろんなことをやっているが、番号継続制はお客さん満足度をあげ、それを続けることに尽きる」

 ——KDDI(au)は十二機種、NTTドコモは十四機種、ソフトバンクは十三機種とそれぞれ多くの秋冬モデルを発表した。

 「利用者の要望が多様化してきているので、機種数が増えるのは当然だ。(過剰在庫については)在庫管理をきちんとしているので現状は心配ない」

 ——ナップスタージャパンが開始した定額制の音楽聞き放題の配信サービスに対応する機種を出すなどドコモが音楽に力を入れだしている。

 「ナップスターの値段が高いか安いかもう少し動向を見極める必要がある。現状では、シングルは携帯への配信、アルバムはCDなどをPCへ取り込むケースが多い。リスモはその両方に対応している。リスモに加え、新機種では音質向上をしており、着実に(音楽で)一歩先を行っている」

 ——他社にさきがけて受信(下り)に加え、送信(上り)の速度が速い端末を十二月に発売する。

 「これで一般の利用者が、ブログなどに情報発信可能な場面が増える。極端なことを言えば、携帯で写したものを送信しニュース記事をつくる時代が近く来るかもしれない」


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20061017/mng_____kei_____002.shtml