2006年10月14日(土) 13時01分
着服：東信農業共済組合、職員を懲戒解雇 掛け金など４１２万円を着服 ／長野（毎日新聞）
東信農業共済組合（佐久市、柳沢賢二組合長）事業部の男性主査（４２）が、加入者から預かった掛け金や満期共済金の計４１２万円を着服していたことが分かり、同組合は１３日の臨時理事会で、主査を懲戒解雇処分にした。
同組合によると、男性主査は「農機具更新共済」を担当。昨年４月から今年６月までの間に、満期になって組合員に支払う共済金を渡さなかったり、加入者から預かった掛け金を経理に届けずに着服していた。着服金額は１２件で計４１２万６０００円に上った。
着服は、共済金の領収書が届かないことなどから内部調査をして判明。主査は着服を認めて、９月中に全額返済した。主査は消費者金融などに借金があり、借金返済と生活費に充てていたという。この着服問題で上司ら３人が減給、組合長ら４人が報酬の１０〜２０％を自主返還した。【藤澤正和】
１０月１４日朝刊
（毎日新聞） - 10月14日13時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061014-00000122-mailo-l20