2006年10月12日(木) 21時49分

「摂理」幹部への告発状、千葉県警が受理（読売新聞）

　韓国発祥のカルト教団「摂理」の教祖が信者に性的暴行をしていたとされる問題で、被害者の救済に取り組む弁護士らが入管難民法違反（資格外活動）容疑などで提出していた、教団の韓国人女性幹部（４４）と東証２部上場企業の男性社長ら計３人に対する告発状を千葉県警が受理したことが１２日、わかった。

　告発状によると、女性は、職業を「デザイン企画」と偽り、国内企業に雇用されたように装い在留資格を不正取得して資格外の布教活動を行い、会社社長ら２人は、関係企業に女性が雇用されたように偽装するなど手助けをした疑いがある。

　弁護士らによると、女性は１９８８年に来日し、９４年ごろ県内の大学に在籍し、学生を勧誘。教祖の来日時は、千葉市内の女性宅に女性信者を集め、性的暴行を手助けした疑いも持たれている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061012-00000314-yom-soci