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顧客から現金約１５０万円をだまし取ったとして、警視庁成城署は詐欺の疑いで元住友生命町田支社町田第一支部長、小原晃容疑者（５２）＝神奈川県藤沢市＝を逮捕した。この顧客から計約１５００万円を詐取し、他の客からもだましとったとみて余罪を追及している。
調べでは、小原容疑者は課長級の同支部長だった昨年３月、東京都世田谷区のマンション経営の男性（７７）に「年利３−５％の特別な預金口座があり、長年の顧客だけに紹介している。現金を預けて運用しないか」と架空の話を持ちかけ、約１５０万円を振り込ませて詐取した疑い。
小原容疑者は「だまし取った金は保険代理店の設立や借金返済などに使った」と供述しているという。小原容疑者は昨年１２月に早期退職したが、その後、現金を預けた男性が預金の運用状況を同社に問い合わせて発覚した。
(10/11 10:57)