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2006年10月07日(土) 13時01分

ネットオークション:不当表示の疑い345件 過剰PR商品など /東京毎日新聞

 ◇都が大学生に調査協力依頼
 都生活文化局がインターネット・オークションの広告表示について今年度からパソコンに精通した大学生に調査協力を依頼したところ、不当表示の疑いに計345件の報告があった。短時間でのダイエット効果をうたう食品などに関する報告が多かった。都は報告を受けて、不当表示に当たるかどうかを調査している。広告表示調査に学生が参加するのは全国でも珍しいという。
 学生の調査協力は、都消費生活対策審議会が昨年7月、ネット販売の広告表示調査について、民間や大学などとの連携を答申したのを受けたもの。初年度の今回は、首都東京大都市教養学部と拓殖大商学部の学生計40人が調査員を務めた。
 調査は6〜7月に実施。学生が「不当表示ではないか」と都に報告した商品は、食品156件、非食品189件の計345件だった。「48時間で2〜3キロダイエット」と過剰な効果をPRしたり、「マスコミ騒然」と根拠が不明な宣伝事例が目立った。
 都内では、ネット・オークションに関する消費者相談が01年度の183件から昨年度は842件に増加。「ブランド品と表示されていたが、偽物だった」など広告表示に端を発するトラブルの相談も増えているという。こうした背景を踏まえ、同局取引指導課は「パソコンやネットを使い慣れた学生は調査員に適任」と判断した。
 一方、都福祉保健局も6日から7日間、大妻女子大家政部の学生と連携して健康食品に絞ってネット上での広告・宣伝調査を実施している。【夫彰子】

10月7日朝刊
(毎日新聞) - 10月7日13時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061007-00000137-mailo-l13