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2006年10月06日(金) 00時00分

“安全守る”エアバッグで骨折や打撲…突然開く不具合ZAKZAK

 マツダは5日、エアバッグに不具合があったとして、乗用車「プレマシー」など3車種、計約1万2000台(1999年3月−2002年7月生産)のリコールを国土交通省に届けた。03年5月から今年7月にかけ、エアバッグが突然開くトラブルが11件あり、3人がけがをしたという。

 国交省によると、03年5月に福岡県で、運転席のエアバッグが走行中に突然開き、運転手が肋骨(ろっこつ)を骨折。今年6月には広島市で走行中に、7月には静岡県浜松市で信号待ち停車中に、運転席や助手席のエアバッグが開き、骨折や打撲のけがをしたという。

 国交省は、リコール手続きをより速やかに実施すべきだったとして、同社に口頭で指導した。

 エアバッグの制御装置の基盤に不良品があるため、配線に亀裂が発生。断線すると誤った信号を出し、エアバッグが開くとみられる。

 対象車種はプレマシーのほか、「アテンザ」とフォードの日本法人が販売した「イクシオン」。

ZAKZAK 2006/10/06

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_10/t2006100615.html