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2006年10月06日(金) 19時15分

消費者金融「借り手保険」、大手17社の保険金受取は5万1997件=金融庁ロイター

 [東京 6日 ロイター] 消費者金融が融資の際、借り手の死亡に備えてかける生命保険について、大手17社が2005年度に受け取っていた保険金件数が延べ5万1997件(302億円)にのぼることが6日、金融庁の調査で明らかになった。
 このうち、死因が判明しているケースは2万4790件(168億円)で、もっとも多かったのは病死の1万6847件(105億円)。以下、自殺の4908件(42億円)、事故の1788件(11億円)と続いた。
 一方、死因不詳だったケースは2万7207件(134億円)だった。
 消費者金融が融資の際に加入する生命保険は「消費者信用団体生命保険(団信)」と呼ばれ、消費者金融が保険料を負担。万が一、借り手が死亡した場合は、保険金が債務弁済に充てられ、遺族(家族)の債務は免除される。
 ただ、団信をめぐっては、1)借り手が知らないうちに契約させられているのではないか、2)保険金で債権を回収するために自殺に追い込むような取り立てが行われているのではないか、3)遺族が知らない間に保険金が貸金業者に支払われているのではないか──といった批判があり、すでにアコム<8572.T>や武富士<8564.T>、プロミス<8574.T>などが廃止を表明している。
(ロイター) - 10月6日19時15分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061006-00000226-reu-bus_all