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2006年10月05日(木) 19時55分

三菱東京UFJ銀、96万人分の顧客情報を紛失読売新聞

 三菱東京UFJ銀行は5日、全国85支店で現金自動預け払い機(ATM)の利用明細の控えや出入金伝票など計96万人分の顧客情報を記載した資料を紛失したと発表した。

 いずれも顧客の名前、口座番号、取引金額などが記されていた。出入金伝票など一部には、住所や電話番号、生年月日、印影も記載されていた。

 旧東京三菱銀行と旧UFJ銀行が今年1月に合併したのを機に、それまで支店で保管していた伝票類を顧客情報の管理センターに集約する作業を行う中で大量の紛失が判明した。

 旧東京三菱銀行と旧UFJ銀行では、合併前の昨年9月、投資信託の申込書など合わせて約12万人分の顧客情報の紛失が発覚している。

 三菱東京UFJ銀行は、「誤って廃棄処分した可能性が高い。紛失した情報に暗証番号は含まれていないので、悪用される可能性は低い」と説明、問い合わせに応じる専用ダイヤル(TEL0120・088・266)を設置した。

 金融機関での情報紛失では、地方銀行のみちのく銀行で昨年4月、約131万顧客の情報紛失が明らかになっている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061005i213.htm