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石油元売り大手の昭和シェル石油（東京都港区）は５日、埼玉県羽生市内のガソリンスタンド「羽生東給油所」で約８年間にわたり、一部でレギュラーガソリンとハイオクガソリンを取り違えて販売していたと発表した。
同社によると、１９９８年１２月に行った計量機交換作業で１台のノズル配管を間違え、今年９月まで、ハイオクの注文に対しレギュラー計約１５６０キロ・リットルを、レギュラーの注文に対しハイオク計約１７６０キロ・リットルを販売していた。
三重県内のガソリンスタンドで配管工事ミスによる誤販売があったため、同社は全国約１２００か所の給油所で一斉点検を行い、今回のミスが判明した。同社は１２月２０日まで、専用窓口（０１２０・２２８・６３０）で問い合わせに応じる。