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三洋電機の子会社、テレコム三洋（大阪市）は４日、同社新潟支店の社員が、ＮＴＴドコモの顧客情報の入ったＵＳＢフラッシュメモリーを紛失したと発表した。
メモリーには、テレコム三洋の取引先である新潟県内の販売代理店で２０００年２月２９日から先月２３日までに携帯電話の新規契約や機種変更、解約手続きをした顧客の名前や携帯電話番号などのデータが含まれているという。
現時点で顧客情報の不正利用は確認されていない。
テレコム三洋によると、先月２５日、社員が新潟市内のショッピングセンターに立ち寄った際、駐車場で車上荒らしに遭い、車内に置いてあったメモリーの入ったバッグを盗まれたという。
同２８日に、運営するドコモショップ新津店（新潟市）の事務所の移転計画があり、データは移転時の破損などのトラブルに備えて保存していたものだという。