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ハルウララは１１３連敗となった２００４年８月３日の「ハルウララ・チャレンジカップ」（高知競馬場）後、２００５年３月をもって現役引退する予定と発表されたが、休養放牧をめぐって馬主サイドと調教師サイドが対立。一方でファンが高知競馬復帰を求める会を結成したり、引退レースなど出走プランが浮上したものの、２年以上出走がないまま事実上、引退状態だった。
同紙によると、高知競馬が属する地方競馬全国協会（地全協）では、１年以上出走していない馬を半期ごとにリストアップ。今年４月１日時点でハルウララの登録は継続されたが、１０月１日付（公示は１１月中旬）の抹消登録に対して、２日までに地全協登録課に連絡はないという。
ハルウララは０３年の９０連敗前後から注目を浴びた。単勝馬券は「当たらない」ことから、交通安全のお守りになったほか、映画や本にもなった。０４年３月に武豊騎手が騎乗した一般レースの馬券は全国発売され、５億円以上を売り上げた。１０６敗目となった同レースはＮＨＫや海外メディアを含め８５社が取材にかけつけるなど大フィーバーとなった。
ZAKZAK 2006/10/03