2006年10月02日(月) 23時33分

市バス乗務前検査、飲酒基準超が１年で１１８人…大阪（読売新聞）

　大阪市交通局が昨年１０月から始めた、乗務前の市バス運転手の飲酒検査で、８月末時点で延べ１１８人から、「自主基準」である呼気１リットル中０・０７ミリ・グラム以上のアルコール分が検知されたため、乗務させなかったことがわかった。

　全乗務員約１３００人の１割弱。このうち道路交通法で「酒気帯び」とみなされる同０・１５ミリ・グラム以上の運転手が５０人いた。「前日に飲酒したが大丈夫だと思った」「体調が悪く、酒が残った」などと話しているという。

　同局は、同０・１１ミリ・グラム以上検出した場合は欠勤扱いにして当日の給与をカット。これ以外は有給休暇を１日消化させる。国土交通省の「飲酒運転防止対策マニュアル」に基づき、乗務前８時間以内は飲酒しないよう指導している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061002-00000015-yom-soci