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2006年10月01日(日) 16時01分

消費生活トラブル:悪質商法、多重債務などから身を守る 勝浦弁護士が講演 /鳥取毎日新聞

 ◇基本知識分かりやすく−−鳥取ひまわり基金法律事務所・勝浦弁護士
 市民が被害者になる消費生活トラブルを防ごうと、鳥取市消費者団体連絡協議会などは30日、悪質商法や多重債務の基本知識を分かりやすく学ぶ講演会を鳥取市内で開いた。
 講師を務めた鳥取ひまわり基金法律事務所の勝浦敦嗣弁護士は「危ないものに近づかないのが何よりの対処法。困った時は早めに専門家を頼って」と呼び掛けた。
 講演に先立ち、県立消費生活センターの尾田一寿所長が、悪質商法などの相談が県内で年間1万件寄せられている実態を紹介。04年から05年にかけて相談件数は2割減った一方、65歳以上の高齢者からの相談は4割も増加したと注意を促した。
 勝浦弁護士は、悪質商法には架空請求や振り込め詐欺以外にもさまざまな手口があるとし、一定期間内は無条件で契約を取り消せるクーリングオフなどの解決法を紹介。高利の金融業者からの借金は多重債務に陥ると注意喚起するとともに、債務者に代わり返済義務を負う連帯保証人の責任の重さも強調した。
 多くの人は「もしもの時のために役に立った」と話したが、ある主婦(57)は「これだけ聞いてもやっぱりまだ自分の問題としては考えられない」と述べていた。【松本杏】

10月1日朝刊
(毎日新聞) - 10月1日16時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061001-00000227-mailo-l31