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長野県諏訪市の無職男性（７０）が、長男を名乗る男から電話で「会社のパソコンをウイルスに感染させてしまった」と修理代を要求され、計約５００万円をだまし取られたと諏訪署に届けた。同署は新手の振り込め詐欺事件として調べている。
調べでは、電話があったのは２９日正午ごろ。長男の上司を名乗る男も電話口に出て「会社を辞めるか、修理代を払うかのどちらかだ」と銀行口座に約２１５万円を振り込むよう要求した。
男性が入金の連絡をすると「部品交換代にさらに２９２万円かかる」と求められ、再び要求通り振り込んだという。同日夜に長男が帰宅して詐欺と分かった。
(10/01 00:40)