福島県発注公共工事談合事件 東京地検特捜部、福島県庁を家宅捜索（フジTV）
福島県発注の公共工事をめぐる談合事件で、東京地検特捜部は、福島県側が深く関与した疑いが強まったとして、30日午前、福島県庁に対する家宅捜索に乗り出した。福島県庁には30日午前11時20分ごろ、特捜部の係官らおよそ40人が入り、競売入札妨害の疑いで、土木部などを中心に捜索が行われている。
この事件は、福島県発注の下水道工事の入札で談合が行われていたもので、辞職した佐藤 栄佐久前知事(67)の弟で、会社社長の佐藤祐二容疑者(63)や、県の元土木部長・坂本晃一容疑者(65)らが、談合を主導した疑いで逮捕されている。
歴代の県の土木部OBが、談合の仕切り役を引き継いでいたことがわかっていて、特捜部は、裏づけ捜査を進めている。
[
low
]
[
high
]
2006/09/30 12:10 取材: 福島テレビ