悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年09月29日(金) 19時51分

阪急・阪神両社長が会見、共通回数券などの連携策発表読売新聞

 10月1日に経営統合して「阪急阪神ホールディングス(HD)」を発足させる阪急HDの角和夫社長と、阪神電気鉄道の坂井信也社長は29日、大阪市内で記者会見し、共通回数券の導入やバス路線の再編、ホテル事業の統合を柱とした当面の連携策などを発表した。

 阪急阪神HD社長には角氏が就き、坂井氏と、阪急HDの川島常紀代表取締役を加えた3人が代表権を持つ人事も内定した。

 発表済みの社内取締役も阪急8人、阪神6人の構成で、阪急主導ながら阪神とのバランスにも配慮した体制となる。

 今後、両社間で協業や事業再編の検討を本格化させ、07年3月に策定する阪急阪神HDの中期計画に統合効果の数値目標などを盛り込む方針だ。

 会見で、角社長は「100年にわたる互いの歴史や企業風土を尊重し、持続的な成長を目指したい」と述べ、坂井社長は「最も統合効果が大きいのは都市交通と不動産。私鉄の統合モデルを作る自負を持って頑張りたい」と抱負を語った。

 阪急、阪神の連結ベースの売上高(06年3月期)を合算すると7993億円で、全国大手私鉄では東京急行電鉄、近畿日本鉄道に次ぐ3位の規模となる。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060929i413.htm