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2006年09月29日(金) 12時05分

ソニー、ノート型PC用電池を全世界で無償交換=レノボは52万個回収ロイター

 [サンフランシスコ/東京 29日 ロイター] ソニー<6758.T>は29日、ノート型パソコンの一部に搭載されている同社製のリチウムイオン電池について、全世界で無償交換に応じると発表した。中国レノボ・グループ(連想集団)<0992.HK>と米IBM<IBM.N>は、ノート型パソコンに搭載しているソニー製電池52万6000個を自主回収する。レノボと米消費者製品安全委員会(CSPC)が28日、明らかにした。
 ソニーは、電池の供給先パソコンメーカーと協議し、対象となる電池の個数や、パソコンのメーカー名や機種などを公表する。無償交換を決めた理由について、ソニー広報センターは「消費者の不安感を取り除くため」と説明。今回の措置に伴う収益への影響については、現時点では不明という。
 ソニー製電池をめぐっては、8月に、米パソコン大手のデル<DELL.O>とアップルコンピュータ<AAPL.O>製パソコンで、金属粒子の混入などにより発煙、発火する事故が発生。デルが410万個、アップルが180万個の電池の自主回収を開始した。これに伴い、ソニーは200億円から300億円の費用発生を見込んでいた。
 一方、レノボと、レノボに2005年5月にパソコン事業を売却したIBMは、ノート型パソコン「シンクパッド」に搭載のソニー製電池を自主回収する。16日にロサンゼルス国際空港で「シンクパッドT43」が過熱、発煙した。ソニーは、レノボ製パソコンでの発火原因をまだ特定していないという。
(ロイター) - 9月29日12時5分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000273-reu-bus_all