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2006年09月29日(金) 11時02分

レノボも電池52万個リコール ソニー、同型全部交換へ朝日新聞

 パソコン大手の中国レノボ(旧IBM)とIBM、米消費者製品安全委員会(CPSC)は28日、ノート型パソコンに搭載したソニー製電池パック計52万6000個に発火の恐れがあるため、リコール(回収・無償交換)すると発表した。米パソコン最大手のデルとアップルコンピュータに続く3社目のリコールで、対象電池は計642万6000個にのぼる。

 これを受けてソニーは同日、被害拡大を防ぐため、リコールを決めた3社以外のノート型パソコンに搭載されている同型電池パックも対象に、全世界で自主交換すると発表した。

 レノボなどによると、回収対象は05年2月から今年9月までに販売したノート型パソコン「ThinkPad」3シリーズのリチウムイオン電池。米国内での販売が16万8500個で、残り35万7500個は日本など米国外で売られた。

 レノボは8月、デルやアップルがリコールを発表した後も、電池パックの設計などが違うために発火の危険性はないと「安全宣言」していた。しかし、その後に、米国内の空港で発火したパソコンの電池パックが、デルなどのリコール対象と同じ型だったことが分かり、リコールに踏み切った。

 ソニー製電池パックは米ヒューレット・パッカード(HP)や富士通なども採用している。ソニーは、米CPSCや電池パックの搭載パソコンを製造する全メーカーと、交換の必要性や方法について協議する。

http://www.asahi.com/business/update/0929/108.html