2006年09月28日(木) 11時01分

法の日：裁判所など見学ツアーや上映会　週間行事、来月１日から　／秋田（毎日新聞）

　１０月１日から始まる「法の日」週間にちなみ、秋田地裁・家裁、秋田地検、秋田弁護士会と秋田地方法務局は３日、裁判所や地検を見学するツアーや、０９年５月までに導入される裁判員制度を描いた映画の上映会を開催する。
　映画上映会は３日午前１０時から、秋田地裁の３階第１号法廷である。作品は最高裁が企画・製作した「評議」（約１時間２０分）で、俳優の小林稔侍さんや榎木孝明さんが出演し、裁判員として初めて刑事裁判に参加した市民たちが、被告の有罪・無罪や量刑をめぐって苦悩し、それぞれの意見をぶつけながら評議を重ね、結論を導く姿を描く。
　見学ツアーは３日午後１時１５分に裁判所をスタート。各司法機関の役割や裁判員制度について説明を聞きながら、検察庁、法務局の庁舎を回る。裁判所では、市民に法廷や裁判を身近に感じてもらおうと、裁判員として模擬裁判に参加できる。
　参加無料。申し込みは２９日までに氏名と連絡先を秋田家裁総務課電話０１８・８２４・３１２１まで。５人程度なら団体の申し込みも可能で、先着５０人。また２日には秋田県弁護士会所属の弁護士らによる無料法律相談所を秋田地裁合同庁舎で開く。午前９時半から午後４時（受け付けは午後３時まで）。当日受け付け。【百武信幸】

９月２８日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060928-00000020-mailo-l05