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2006年09月28日(木) 21時09分

司法修習生、107人が「落第」 過去10年間で最多朝日新聞

 法律家になるための最後の関門にあたる司法研修所の「卒業試験」で、受験者の7.2%の107人が合格できずに「落第」するという異例の事態が起きた。最高裁が28日発表した。記録が残るここ10年間では最多で、落第者数は昨年の約3.5倍。最高裁は「合否基準は変えていない」としているが、今回は司法試験合格者が初めて1500人規模に増えた期の試験。法曹人口増を図るための司法試験合格者数の増大が一因とみられる。

 今回は、主に04年の司法試験に合格した59期の1493人が受験したが、107人が合格できなかった。うち10人が完全に不合格で、97人は合否留保で追試を受ける。

 前回の58期の落第者は31人(落第率2.5%)で完全不合格者は1人。最終的には2人が不合格になった。57期は落第者46人(同3.9%)で完全不合格者は3人、最終不合格者は計5人だった。58、57期は司法試験合格者数は1200人規模。司法修習生の数が700人余だった99年の52期までの落第者は5人以下で推移していた。

http://www.asahi.com/national/update/0928/TKY200609280382.html