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2006年09月27日(水) 19時21分

貸金業法改正、今臨時国会で法案を成立させたい=山本金融担当相ロイター

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 9月27日、山本有二金融・再チャレンジ担当相は、貸金業法改正について、今臨時国会で法案を成立させたい、と述べた。26日撮影(2006年 ロイター/Yuriko Nakao)    [東京 27日 ロイター] 山本有二金融・再チャレンジ担当相は27日、ロイターなどとのグループインタビューで、貸金業法の改正について「与党で貸金業法の改正案が基本的に了承されている。この案に基づいて今後は法案作成作業にかかり、この国会で法案を成立させたい」と述べ、現在開催中の臨時国会で関連法案の成立を目指す意向を示した。
 一部から批判が上がっている少額・短期の貸し付けに限り金利の上乗せを認める特例措置については「与党案の中での工夫の最大のものだ」とあらためて評価。規制強化で一般の貸金業から借りられなくなる利用者がヤミ金融に走らないよう制度設計する必要がある、との認識を示した。
 一方、大手行に較べて財務基盤に不安が残る地域金融機関に関しては「中小企業の再生と地域経済の活性化を通じて、自らの財務の健全性の確保を目指そうとしているが、こういった取組みを高く評価している」と指摘。「個別のことを言えば、それぞれ良い面や悪い面などがあるかもしればいが、全体としては、大手行ほどではなくても良い方向に推移している」と前向きに評価した。
 一部議員の間には、現在の証券取引等監視委員会を発展させ、日本版SECを設立すべきとの意見がある。これについて山本金融相は「証券だけの市場の監視役ではなく、全体監視の方がむしろ不正が暴けるのではないか」と述べ、金融庁と証券監視委とが連携する現在の仕組みで十分対応できるとの認識を示した。
(ロイター) - 9月27日19時21分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060927-00000006-reu-bus_all