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2006年09月27日(水) 00時00分

コードレス電話が遭難信号 4万台を回収へ 東京新聞

 NTT東日本とNTT西日本は二十六日、一九九一−九二年に販売したコードレス電話機から、船や航空機の遭難信号と同じ周波数の電波が出る設計ミスがあったとして、最大で四万一千台余りを回収すると発表した。

 回収対象は「ハウディ・コードレスホンパッセ S−200」と「同S−220」の二機種。NTT東西は回収した家庭には無料で、代わりのコードレス電話機を提供する方針。

 NTT東西によると、電池の残量がなくなってから充電すると、電話機から出る周波数が変わり、遭難信号と同じになることがある。電池が劣化した場合の変化を設計時に考慮していなかったのが原因という。

 今年六−七月に千葉県銚子市で二百七十九回にわたり遭難信号が発信され、第三管区海上保安本部(横浜)から巡視船や航空機が出動する事態が相次いだ。同本部や総務省が調査し、銚子市内の民家にあるコードレス電話機から信号が発信されたことが分かった。

 二機種はNTTが設計し、合計約十七万台を販売。既に廃棄されたり交換されたものもあり、まだ使用されているのは最も多くて四万一千台余りとみられる。

 両社は、二十七日からフリーダイヤルで問い合わせを受け付ける。NTT東は(0120)230672、NTT西は(0120)230732。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060927/mng_____sya_____011.shtml