2006年09月26日(火) 17時01分

法テラス：来月２日スタート　１２０人参加、関係者らに説明会−−鳥取　／鳥取（毎日新聞）

　身近な法的トラブル解決のため、日本司法支援センター鳥取地方事務所（法テラス鳥取）が１０月２日、業務を開始する。２２日には、事務所となる鳥取市西町の市福祉文化会館で説明会があり、自治体や消費者団体などの約１２０人が制度について説明を聞いた。
　法テラスは、法的トラブルについての相談を受け、必要な場合には、弁護士会や消費者団体、犯罪被害者支援団体など適切な機関を紹介する。
　県内では、鳥取地方事務所が常駐弁護士１人、事務員５人など計１７人体制でスタート。倉吉市には、法テラス業務だけでなく法律相談など通常の法律事務所業務もできる「地域事務所」が開設予定で、１１月６日に業務を開始する。
　鳥取地方事務所長を務める県弁護士会の寺垣琢生弁護士は「『司法の敷居が高い』『司法離れ』などと言われるが、法テラスを突破口にそういう状況を脱したい」と、抱負を述べた。
　法テラス鳥取（電話０５０・３３８３・５４９５）の窓口受け付けは平日午前９時から午後５時。東京のコールセンター（電話０５７０・０７８３７４）での電話相談は平日午前９時から午後９時、土曜は午前９時から午後５時まで。【田辺佑介】

９月２６日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000204-mailo-l31