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2006年09月26日(火) 00時00分

ラディン、アフガン東部潜伏…パキスタン大統領回顧録ZAKZAK

 パキスタンのムシャラフ大統領は、25日に米国などで発売された回顧録で、国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者がアフガニスタン東部コナル州に潜伏しているとの見方を示した。また、米軍のイラク攻撃で「過激主義が拡大し、世界ははるかに危険になった」とし「同盟国」米国の対テロ政策を批判した。

 大統領は回顧録「イン・ザ・ライン・オブ・ファイアー」の中で、同容疑者について「パキスタン、アフガン国境を行き来しているとみられる」と指摘。「(同容疑者と同じ)サウジアラビア人が多数潜伏している」ことを理由に、国境地帯のコナル州に言及した。アフガン旧政権タリバンの最高指導者オマル師もアフガン南部に潜伏しているだろうとした。

 また、米中枢同時テロから2日後の2001年9月13日、アーミテージ米国務副長官(当時)から脅され、対テロ戦への参加を強制されたと同書でも強調。前日の12日にはパウエル国務長官(同)から直接「われわれにつくのか、反対するのか」と迫る電話があったと明らかにした。

 大統領はまた、パキスタンの核科学者カーン博士が、高濃縮ウラン製造に使う遠心分離機二十数台を北朝鮮に供与していたほか、イランへの核関連部品送付、リビアとの間で1億ドル(約116億円)の取引を交わしていたことを明らかにした。(共同)

ZAKZAK 2006/09/26

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006092638.html