2006年09月26日(火) 13時01分
横領：奥州市職員が１４万円 近く懲戒処分 ／岩手（毎日新聞）
奥州市は２５日、一関市在住で前沢総合支所税務課係長級の３０代男性職員が公金約１４万円を横領していたと発表した。職員は１９日から自宅謹慎処分中。近く正式な懲戒処分をする。
職員は７月３１日から９月１日にかけ、窓口で受け取った国民健康保険税や固定資産税、軽自動車税など９件１２万２００円と税務証明手数料約７０件２万１４８０円の計１４万１６８０円をそのまま着服した。支払い済みの市民に催告状が届かないよう今月１４日に住所改ざんを試みたが、１９日にコンピューターの異常に本庁職員が気付き発覚した。市の事情聴取に着服を認め「消費者金融に約６０万円の借金があり生活が苦しかった」と述べたという。
合併後の奥州市職員の不祥事は初めて。相原正明市長は「信頼を損なう不祥事が発生し、市民のみなさんに心からおわび申し上げたい」と陳謝した。【石川宏】
９月２６日朝刊
（毎日新聞） - 9月26日13時1分更新
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