2006年09月25日(月) 00時00分

クリントン激怒！テレビで対ラディン“弱腰”言われ（ZAKZAK）

　クリントン前米大統領が、２４日放映された保守系のＦＯＸテレビのインタビュー番組で、司会者から現職時代になぜ国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を追い詰めなかったのかと問われたことに激怒、「わたしは彼を殺害しようと誰よりも彼に接近した」と反論した。

　１１月に中間選挙を控え、クリントン前民主党政権が「弱腰」だったとの批判をかわす狙いがあるとみられる。

　クリントン氏は、ブッシュ政権のネオコン（新保守主義）たちはビンラディン容疑者への対応を批判するが「わたしがホワイトハウスを去った後、（中枢同時テロが起きるまでの期間）ビンラディンに関して一度も会議を開かなかったではないか」と顔を紅潮させて指摘した。

　その上で「（同容疑者の）捕捉は失敗した。遺憾だったが、わたしの責任でできることはすべて行った」と強調し、対応に甘さはなかったと訴えた。（共同）

ZAKZAK 2006/09/25

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006092526.html