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2006年09月24日(日) 06時04分

日テレ船越アナ「ズームイン」降板へスポーツニッポン

 日本テレビの船越雅史アナウンサー(44)が系列局の女性アナウンサーへのセクハラ行為で降格処分となった問題で、同局は23日、レギュラー番組「ズームイン!!サタデー」(土曜前5・59)への船越アナの出演を急きょ、とりやめた。同局は「出演見合わせの期間は未定」としているが、事実上の降板と言えそうだ。

 船越アナが同番組で担当していたスポーツ新聞を紹介するコーナーはこの日、若手の上重聡アナ(26)が担当。司会の藤井貴彦アナ(34)が「日本テレビを代表するイケメンアナ」と紹介し、そのままコーナーに突入した。番組内で船越アナのセクハラ行為や出演見合わせに関する説明はいっさいなかった。

 同局総合広報部は「今回の(セクハラに関する)一連の報道に接した視聴者、関係者に対し、当該社員の出演は不快感を与え、社会的影響は大きいと判断しました」と説明。「出演見合わせの期間は未定」としたものの、起こした不祥事の内容は視聴者や番組スポンサーに最も嫌悪される性質のもの。同局幹部の1人は「当分、番組復帰は難しいのではないか」との見方を示した。

 テレビ界は間もなく10月の改編期を迎える。番組関係者は「あと2〜3週間もすれば、アナウンサーの担当替えは不自然ではないタイミングになる」と指摘しており、その流れで船越アナも「ズームイン…」は降板することになりそうだ。

 船越アナは、セクハラ行為を日テレが把握後、おなじみの巨人戦中継などからも外れている。同局のエースアナの1人とはいえ、最悪の場合、このまま画面から消えていくケースも想定される。

 一方、セクハラ行為があったのは今年初夏。船越アナは降格処分を受けつつも、今月16日の放送までは「ズームイン…」に普段通り、出演していた。マスコミ報道でセクハラが明るみに出なければ続投していた可能性もあり、同局の対応に視聴者から批判も上がりそうだ。

セクハラ騒動の経過

 ▼今年初夏 出張先の宴席で、系列局の女性アナにセクハラ行為

 ▼直後 日テレが事実関係を調査した末、船越アナを専門職にあたるチーフアナウンサーから一般職員に降格処分

 ▼9月16日 「ズームイン!!サタデー」に通常通り出演

 ▼22日 報道でセクハラ行為と降格処分が発覚

 ▼23日 「ズームイン…」出演とりやめ
(スポーツニッポン) - 9月24日6時4分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060924-00000019-spn-ent