2006年09月23日(土) 00時00分

振り込め詐欺を未然に防ぎ感謝状（朝日新聞）

　取手署は２２日、振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、守谷市薬師台１丁目の水戸信用金庫守谷支店の菊地茂支店長（５３）と窓口係の茂呂稚子さん（２７）を同署に招き、小堀健一署長が感謝状を手渡した。
　同署によると、今月１日午後、守谷市内の無職女性（６０）から、８０万円の振り込みを依頼された茂呂さんが事情を聴いたところ、「会社員の息子から、友人にけがをさせたので医療費など１６０万円の半額を指定された銀行口座に振り込むよう電話で指示された」と話した。茂呂さんらが、息子（３１）と連絡を取るよう約３０分間、女性を説得。その直後に連絡が取れ、そのような事実がないことがわかった。
　感謝状を手渡された菊地支店長と茂呂さんは、「窓口でおろおろした感じの人には必ず声をかけるようにしています」と話した。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000609230004