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2006年09月22日(金) 03時08分

<IP電話>障害多発で安定化策作り 総務省が方針毎日新聞

 インターネット技術を使ったIP(インターネット・プロトコル)電話の通話障害が多発しているのを受けて、総務省は21日、新たなIP通信網の安定化策作りを急ぐ方針を明らかにした。政府は2010年度にブロードバンド(大容量高速)通信網の全国的な整備を図る方針を打ち出しており、IP電話はその中核的なサービスと期待されている。しかし、光ファイバーを使ったNTT東日本の「ひかり電話」が連日つながりにくくなるなど障害が急増し、不安が広がっているためだ。
 総務省は、情報通信審議会(総務相の諮問機関)に、学識経験者や通信関連業界の技術者でつくる「IPネットワークの安全・信頼性検討作業班」(主任・相田仁東大大学院教授)を新設し、22日から議論を始める。IP電話の障害が広域・大規模化し復旧までに長期間かかる例が目立つことから、障害の原因特定と復旧作業を迅速にするため、通信事業者と端末・ソフトメーカー間の横断的な体制作りなどを検討する。07年3月末までに結論をまとめる。
 IP電話は、一つの回線で多数の通話を利用できるうえ、従来の固定電話のように高価な交換機を必要としないため、通話距離に関係なく全国一律の割安な料金で電話サービスが提供できる。【森有正】
(毎日新聞) - 9月22日3時8分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060922-00000008-mai-pol