2006年09月22日(金) 19時58分
<郵政公社>郵便物収集3回から2回に 収益改善策の一環(毎日新聞)
日本郵政公社は22日、ポストからの郵便物収集回数を減らすと発表した。10月16日から東京23区など一部を除き、1日3回以上収集をしている全国のポストについて収集回数を1回減らす。来年10月の郵政民営化に向けた収益改善策の一環で、収集体制の大幅な変更は93年以来13年ぶり。年間約30億円のコスト削減を見込む。収集が減ることでサービス低下も懸念されるが、郵政公社は「郵便物の送達日数に影響はない」としている。
収集回数の削減は、全国の郵便ポスト(約19万本)のうち約2割にあたる約4万本が対象で、主に午前中に行っている初回の郵便収集を取りやめる。ただ、東京23区は初回の郵便収集を取りやめると、全国への航空輸送に支障が出るため、削減対象から除外する。また、今月からの集配局再編で郵便物の集配業務を整理・縮小する地域のポストも、送達日数への影響を考慮して対象から外す。【工藤昭久】
(毎日新聞) - 9月22日19時58分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060922-00000104-mai-soci