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2006年09月21日(木) 00時00分

酒気帯び朝日記者、外国人キャバクラ好きだったZAKZAK

 新聞記者が飲酒問題を糾弾する記事を書いたその日に、実は飲酒運転で検挙。さらに、事実を会社側に隠していた−。呆れた“ジャーナリスト”は、朝日新聞甲府総局の記者(27)=管理本部付。慶応出身で英語も堪能だったというが、「深酒とお姉ちゃんの店が好きだった」(関係者)と、呑兵衛として有名だったという。

 山梨県警甲府署の調べだと、記者は休みだった17日夜から18日午前にかけて、居酒屋や自宅で1人、焼酎やビールを飲みまくった。

 そして2日酔いが抜けきらない19日午前1時40分ごろ、甲府市相生の自宅から乗用車で外出。繁華街から郊外へ抜ける飯豊橋で取締をしていた甲府署員が検問し、酒のにおいがしたため検査したところ、呼気1リットル中0.15ミリグラム以上のアルコールが検知された。

 19日は通常通り勤務し、身延町の教育長が飲酒運転で摘発を受けた続報を取材し、記事にしていた。20日午後、同署が記者の一件を発表する直前になって、ようやく上司に白状した。

 記者は慶応大卒。「見た目は若いころの(音楽家の)葉加瀬太郎さん似。小柄で長髪のパーマだった」(知人)という。平成14年に朝日新聞へ入社し、最初は山形総局へ配属され、警察の担当となった。当時から「深酒が多かった。外国人のお姉ちゃんがいるキャバクラに行って、ルーマニア人と英語で会話していた」(同)。

 仕事は「ガツガツ取材するわけでもなく、ずば抜けて優秀とはいえなかった。不まじめではないが、マイペース」(同)と、評判は今ひとつ。

 16年9月、甲府総局に移り、市政担当を経て今年からは県警担当の「仕切り」を務めていた。現在の記者を知る関係者は「酒で乱れた記憶はない」と証言する。

 13日の山梨版に「飲酒運転摘発、厳しい姿勢で」と題し、署名で「県警は12日から1週間を飲酒運転取り締まり強化週間とし、摘発や啓発活動に力を入れる」と記し、同署の検問の取材までやっていた記者。自らその網に引っかかるとは「言葉のチカラ」を信じていなかったようで…。

ZAKZAK 2006/09/21

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006092125.html