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2006年09月19日(火) 00時00分

『吉野家の牛丼』列なす客 限定販売、県内でも人気 牛丼復活祭で吉野家に並び、順番を待つ人たち=前橋市のJR前橋駅前で 中日新聞

 米国産牛肉を使った牛丼を十八日、限定販売した大手牛丼チェーンの吉野家ディー・アンド・シー。前橋市のJR前橋駅前の吉野家前橋駅前店ではスタッフを通常より六人増やし、十人態勢でお出迎え。午前十一時の販売開始時には、約八十人が列をつくった。来客からは「待ちに待った念願の吉牛」と高揚感さえ感じられた。

 列の先頭にいたのは、前橋市の無職男性(51)。開店約三十分前から並んだと言い「ずっと楽しみにしてました」。友人二人と家族の昼ご飯用に牛丼弁当を買いに来た女子高校生(18)=同市=は「念願かなって、やっと食べられます」とにっこり。

 伊勢崎市の男性会社員(56)は「独特の味がたまらない」と待ちかねた様子で、「安全性はあまり心配してませんね」。牛丼を食べて出てきた前橋市内の男性(39)は「前と同じ味。おいしかった」と満足そうな表情を浮かべ、「天下の吉野家だから安心でしょ」と牛丼復活を喜んだ。

 一方、道行く人からはさまざまな意見も。「アメリカのチェック態勢では危ない気がする。牛丼は好きだけど、しばらくは食べない」というのは、前橋市内の女子高校生(16)。同市内の男性会社員(54)も「米国産というのは抵抗がありますね」と話し、立ち去った。 (石井友恵)


http://www.chunichi.co.jp/00/gnm/20060919/lcl_____gnm_____003.shtml