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阪急ホールディングス（ＨＤ）と阪神電気鉄道は、１０月１日の経営統合で発足する阪急阪神ＨＤの首脳人事を固めた。社長には阪急の角和夫社長（５７）が就任し、阪神の坂井信也社長（５８）も新ＨＤの代表権を持つ。阪急の川島常紀代表取締役（５４）とともに、３人が代表取締役になる。
経営統合の方法は、阪急が阪神（９月２６日付で株式上場廃止）を完全子会社化し、社名を阪急阪神ＨＤに変更する。阪急が阪神を傘下に収める形だが、阪神からも代表取締役を起用し、両社の融合を図る。
戦後初の大手私鉄同士の統合で、売上高約８千億円の業界３位の私鉄グループになる。