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2006年09月15日(金) 00時00分

竹中、突然の議員辞職表明…金銭スキャンダル原因かZAKZAK

 「総務大臣の職を辞する際、参院議員の職も辞したい。小泉内閣の終焉(しゅうえん)をもって、政治の世界での私の役割は終わった」

 記者会見でこう語った竹中氏。この直前、官邸で小泉純一郎首相(64)に会い、辞職意向を伝えた。今後は「慶応大学にできるシンクタンクの代表」「ハーバード大教授」などの説があるが、なぜか顔は青ざめていた。

 竹中氏は慶大教授などを経て、平成13年の小泉内閣発足と同時に経済財政担当相に就任。翌14年には金融担当相も兼務して「金融再生プログラム」を作成し、不良債権問題の解決にあたった。

 16年の参院選に自民党比例代表で立候補し、約72万票でトップ当選。その後、経済財政・郵政担当相となり、17年の郵政民営化法を成立させた。同年10月からは総務相を務めている。

 この5年5カ月、「小泉構造改革」の牽引(けんいん)役として影響力を発揮してきただけに、任期途中での議員辞職には批判や疑問が多く、竹中氏自身、「投票してくれた有権者には申し訳ない。民間人として改革を支えていく」と釈明したが、実は16日発売の週刊ポスト(9月29日号)が「裏献金パーティー疑惑」を報じている。

 同誌によると、竹中平蔵経済塾などが主宰するパーティーが昨年4回開催されたが、これが今月8日に公表された政治資金収支報告書に記載されていないというのだ。

 総務相は政治資金の所管大臣。竹中事務所に、記事と議員辞職の関係について聞くと、「詳しく分かるものが席を外している。お答えできない」と話すだけだった。

ZAKZAK 2006/09/15

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006091521.html